温経湯の効果・飲み方は?【不妊症の漢方薬】
高温期・低音期に服用”ツムラの温経湯とは?太るって本当?
ツムラなどから販売されている、まさに女性の為の漢方薬がが今回紹介する「温経湯(うんけいとう)」です。
この「温経湯」は漢方の原典である『金匱要略(きんきようりゃく)』に記載されているほど、歴史があり、由緒正しい漢方薬となっています。
なお、ツムラなどから出ている温経湯は、飲みやすい錠剤やタイプとなっています。
血行不良の改善や貧血などの「慢性的な血量不足」を解消する効能もあるとされ、結果的に血行をよくして体をあたため、身体全体の血流を改善します。
さらにはこの温経湯は、排卵誘発剤の代わりに病院でも処方される漢方薬としても有名ですね。
人工授精や体外受精、顕微授精の際の採卵時に服用される方も多いようです。
温経湯の効果・効能は?
そんな温経湯の成分は麦門冬(ばくもんどう)をはじめ、半夏(はんげ)、当帰(とうき)、甘草(かんぞう)、桂皮(けいひ)、芍薬(しゃくやく)など、なんと12種類もの生薬を配合しているのです。
これだけの生薬を配合しているからなのか、温経湯の効果・効能は非常に多岐に渡ります。
具体的には月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、貧血、不眠症、子宮内膜症、冷え性など多くの症状に効くとされています。
女性ホルモンの乱れをただし、少しずつ体質改善に繋がっていく事でしょう。
温経湯の飲み方・副作用は?
温経湯の飲み方ですが、基本的に成人では「1日7.5gを2~3回に分けて、食前または食間に経口投与する」を守っているれば問題ありません。
食後から2時間経過した、胃の中が空の状態で飲むことがコツです。
なお、副作用に関しては胃腸の不快感やだるさを覚える事もあるようですね。
「胃腸の虚弱な人」「食欲不振、悪心、嘔吐のある人」は様子を見ながら服用するようにしましょう。