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日本茶・緑茶の効果・効能は?【妊活・不妊症に効くお茶】
緑茶は「最強の抗酸化飲料」?
一般的に「日本茶・緑茶」はカフェインが含まれているので、妊活を進めている方には向かない飲み物とされています。
ただ、「日本茶・緑茶」には人間の健康によい影響を与えるとされる成分が多く含まれており、実に多様な効果・効能があります。
その中には、不妊症にも効くと思われる効能もあります。
老化を防ぐ抗酸化作用が魅力的
まず、「緑茶」は「最強の抗酸化飲料」です。
人間には、活性酸素(酸素毒)が増え過ぎたときに消去する酵素(SOD(※スーパーオキシドディスムターゼの略称で、活性酸素を消去する酵素のこと))が働くという防御機能があります。
ところが、40歳以降の壮年期になると、この働きが衰え始め、過剰に発生した活性酸素を処理する能力が低下するのです。
過剰な活性酸素は組織細胞に障害を与え、さまざまな病気の原因となり、さらには老化を促進します。
そして、女性の卵子の質を低下させると言われているのが 、この活性酸素なのです。
活性酸素を消去する物質(SOD様活性物質)は自然界に多数存在しますが、中でも「緑茶」は各種食品や健康茶の抽出成分に比べても格段に高い効果をもっています。
活性酸素を消去するビタミンとして、β-カロテン・ビタミンE、ビタミンCなどが有名ですが、緑茶にはこれらの抗酸化ビタミン類も多く含まれており、ほかには例をみない「最強の抗酸化飲料」なのです。
したがって、この抗酸化作用によって、女性の卵子の質を良くする、卵子の老化を遅らせる等の効果が期待できます。
ストレスを解消しリラックスさせてくれる効果も
また、「緑茶」には特有のアミノ酸である、テアニンが含まれています。
テアニンにはストレスを解消しリラックスさせてくれる効果があります。
テアニンが脳の神経細胞を保護する働きをもつことは、細胞実験を行った結果、明らかになりました。
また、テアニンを飲んだ場合の人間の脳波を測定すると、リラックスしている状態のときに多く出現するα波が上昇することも判明しています。
このリラックス効果が、月経前症候群(PMS・PMT)や、重い生理中の時等の精神的に不安定な状態を改善させ、女性が心身共に安定して妊娠する準備を整えることができます。
朝、これから仕事で憂鬱な時に緑茶でスッキリしてみてはいかがでしょうか。
カフェインが含まれているので摂取量には要注意!おすすめの飲み方は?
「緑茶」にはカフェインが含まれていますが、一杯に使われるコーヒー豆の量に比べて、一杯の緑茶に使われる茶葉は少ないため、沢山の茶葉を抹茶のようにひいて飲まない限りは、コーヒーの方がカフェイン含有率は高いといえます。
習慣的にコーヒーを飲んでいたという方は、緑茶に変えてみてはどうでしょうか。
また、緑茶を飲む時は、「梅干し」や「和菓子」をお茶うけとして食べると、緑茶の欠点である、体を冷やす効果を防ぐことができて、効果的です。
また、緑茶というと冷えたものもコンビニ等で販売されていますが、出来るだけ温かいものを飲むようにしましょう。
せっかく妊活の為に日本茶・緑茶を摂取しようとしているのに、身体を冷やしてしまっては意味がありません。
内臓を冷やすことは妊活にとってマイナスでしかないのです。
おススメは朝にあったかいお茶を煎れて、ポットや保温タンブラーに入れて一日かけて全部飲むことです。
ちょっと大きめの500~800mlの保温タンブラーに入れてて一日かけて全部飲むのがおススメですね。
また、毎日日本茶・緑茶でなくとも他のマテ茶やタンポポ茶、ゴボウ茶等、日によって変えても良いでしょう。
缶コーヒーを毎日に飲む方なんかは、この方法に変更すれば節約にもなり、まさに一石二鳥ですね。