不妊治療の基本「タイミング法」の妊娠確率は?
不妊症の治療法の中で最もポピュラーかつ、妊娠の確立が高く、効率の良い治療法はもぎれもなく「タイミング法」と言えるでしょう。
明確な不妊原因が明らかになっていない状態などはほとんどの場合がタイミング法から開始していくことになります。
医師のアドバイスに基づいて正しいタイミング法を行えば、かなりの不妊カップルにとって効果があると言えるでしょう。
それほどに妊娠の確率が高いのがタイミング法なのです。
一体どのくらいの妊娠確率?
一回(1周期)あたりの妊娠率・成功率は低く、健全なカップルで大体約20%と言われています。
確率論で言うと5〜6周期までの期間で約90%が妊娠すると言われています。
この為、健全なカップルであれば6回ほどタイミング法を回数を重ねれば妊娠をしていくこととなります。
6回タイミング法を行っても妊娠に至らない場合は、
- そもそもタイミング法が間違っている
- 何かしらの不妊症がある
- 単純に運が無かった
の3通りの可能性があります。
が、クリニックや病院でしっかりとアドバイスを貰ってタイミング法を行っていたのであれば、タイミングがずれている可能性はほぼありません。
この為、ほとんどの場合、何かしらの不妊症があると考えて良いでしょう。
正しい方法で行えば非常に高い妊娠確立
大体のカップルが正しいタイミング法を行えば3回目までに妊娠する確率は約70%以上もあるそうです。
ただ、これは医師の元に正しいタイミング方法を行った場合の確率です。
自己流ではありませんので注意してください。
タイミング法が意味ない場合も
なお、タイミング法は女性の年齢等によって著しく確率は変化していきます。
35歳以上で高齢出産になる方は上記のような確率は当てはまりません。
また、無精子症や乏精子症の場合はいくらタイミングが合っていても精子が無かったり少なかったりするので確率は激減します。
まずはクリニックや病院に行って検査することから始めましょう。
くどいようですが、自己流のタイミング法は意味が無い可能性もあり、お勧めは出来ません。