着床障害(着床不全)とは。知っておくべき症状は?
受精はするけど子宮内膜に定着しない
着床とは卵子が精子と受精し受精卵となったあと、子宮にある子宮内膜に付着して根を張り、定着することをいいます。
そして着床障害(着床不全)とは、何らかの原因により受精卵が子宮内膜に定着しない事をいいます。
なお、現代の医療では受精卵が子宮内膜に着床するメカニズムがまだ解明されていなく、なぜ受精卵が子宮にある子宮内膜に付着して根を張り定着すすのかがわかっていません。
このため、事前の検査によって着床障害(着床不全)を診断することは非常に難しくなっています。
不妊なのに、卵管検査や男性因子検査、精子検査を行っても中々原因が掴めない場合、残された原因として挙がってくるのがこの着床障害なのです。
しこし判断が難しい部類の不妊症といえます。
着床障害の症状は?
着床障害は身体の表面に出てくる症状というものは数多くありません。
一番の症状が「不妊」であると言えるでしょう。
受精はするものの着床しないので受精卵が育たず、「不妊」となってしまうのです。
ただ、厳密に言うと卵子と精子が受精して受精卵になった時点で、医学的にはこの時点で妊娠が成立したと定義されます。
妊娠はしていることになるのです。
とはいっても、受精卵が育たなければ妊娠の意味がありません。
どうやったら受精卵が子宮内膜に定着し、着床するのかを医者が診断の上、適切な治療をしていくのです。
なお、この着床障害(着床不全)の原因は結構存在しており、それぞれ原因によって治療法が異なってきます。
しっかりと治療法について学んで、自分に合った治療法を選びましょう。
何はともあれ、せっかく受精した受精卵が着床しないのは本当に残念なこと。
基本的には着床障害(着床不全)には子宮をあっためる冷え性対策が大事と言われています。
子宮が冷え冷えだったら赤ちゃんも着床しにくくなるのは想像できますよね。
子宮はいわば赤ちゃんのベッドです。
あったかくてフカフカのベッドに赤ちゃんが宿ってくれるように温かくしておきましょう。