人工受精(AIH)は1か月前から準備が必要!【体験ブログ】
【第2回】人工授精へのステップアップ
タイミング療法を2~3回行ってだめだったのですが、そのころから不妊治療の担当医にだんだんステップアップを考えるようにと言われました。
年齢もあるので、できるだけ早いうちにステップアップしたほうがいいということでした。
タイミング療法の次は、人工受精みたいで、それでも妊娠できる確率は30%前後でした。
それでも自然妊娠よりは確率は高いので、どうしようかすごく迷いました。
最初の一歩はけっこう勇気がいるものです。
こんなにすぐに次の段階へ進むなんて考えてもいなかったし、頭の中で自分は不妊じゃないという思いもあったのかもしれません。
決断するのに、それから2か月ぐらい迷っていたのですが、タイミング療法を4回してもダメだったので、金額も1万5000円ぐらいだときいたのでチャレンジしようと思いました。
人工授精への準備は・・・
人工受精って、排卵日付近にチューブで精子をいれるだけだと思っていたら、それだけではなく、私の通っていた病院では着床しやすいように子宮内膜を厚くするエストラダームという貼り薬を処方されました。
それを右下腹と左下腹1週間ずつ交代で貼り薬を貼っていきます。
そして、排卵予定日には、朝精子を夫から採取し、専用の容器にいれ、精子は暑くても寒くても死んでしまうので、ひと肌で温めるため胸元に容器を挟んで、すぐに病院に行きます。
そうすると、元気のいい精子の抽出する作業に入り、だいたい待合室で2~3時間待たされると名前が呼ばれ、処置室に向かいます。
それから時間もあっという間で、ベットに寝かされ、精子をチューブで挿入して終わりでした。
10分もかかりませんでした。
不妊治療って高額というイメージだけど
一応、施術後は30分ぐらいベッドで休んでいくように言われて、早く妊娠するといいなぁと思いながらお昼寝をしっかりしました。
かかった費用は、診察費や薬代、施術代など合計で2万5000円ぐらいだったと思います。健康保険の適用にならないので、すべて実費なのが痛いところでした。
不妊治療って高額というイメージなので、それに比べれば安いと思ったのですが、1回の成功率を考えると何回もする場合が圧倒的に多いので、金額はそれ以上見込んだほうがいいかもしれませんね。
「Bさん」の不妊治療体験記 全5話
- 【第1回】不妊治療の最初はタイミング療法と漢方薬から。
- 【第2回】人工受精(AIH)は1か月前から準備が必要!
- 【第3回】最後のステップアップが体外受精。
- 【第4回】不妊治療を諦めてからの自然妊娠。
- 【最終回】不妊治療中の方へ。不妊の一番の原因はストレス。