凍結胚移植(凍結融解胚移植)の成功率・着床率は?
以外に高い凍結胚移植の成功率・着床率
凍結胚移植(凍結融解胚移植)ですが、医療の進歩により今までと比べて成功率・着床率は上昇傾向にあります。
ですが、基本的に女性の年齢によってかなりの成功率・着床率の差があり、もちろんですが若ければ若いほど凍結胚移植(凍結融解胚移植)の成功率・着床率は高くなっていきます。
全体としては体外受精、顕微授精とほぼ同じ成功率・着床率であり、平均して「35~45%前後」ぐらいが一般的な数値と言えるでしょう。
20代はもっと高い成功率
前述のとおり、若ければ若いほど凍結融解胚移植の成功率は上がっていきます。
20代であれば約50~60%まで上昇していきます。
これはもちろん、20代の方が身体的に健康である場合が多い事と、卵子の老化がそこまで進んでいない事が大きな理由と言えるでしょう。
40代では一気に下がってしまう成功率
逆に年齢を重ねすぎてしまうと凍結融解胚移植の成功率は下がってしまいます。
なんと40才代では10~15%まで下がってしまい、20代の女性と比べて4分の1にまで下がってしまうのです。
これは女性の体の健康状態、および卵子の老化が大きな原因と言えます。
とは言っても、裏を返せば成功率は40才代でも「10~15%もある」のです。
凍結融解胚移植などの高度生殖医療技術が無ければ不可能とも言える妊娠が、この技術を使う事で「10~15%もある」のですから、ポジティブに考えていきましょう。
凍結融解胚移植の良いところは採卵回数を極力少なくし、女性の負担少なく回数を重ねる事が出来る事なのです。
一度の失敗で諦めず、何回かチャレンジしていきましょう。
そのためにも日々節約ですね。