膿精液症は放置していれば自然治癒可能?
膿精液症は絶対に放置はしない事!!!
通常よりも精液が黄色くなってきたら膿精液症というのはいままでご説明してきたとおりです。
何かしらのバイキンに感染し、それが理由で感染症が発症し、精液内に防衛機能である白血球が増殖している状態なのです。
一番多い膿精液症の症例ははクラミジア感染や結核菌などにより精路のどこかに炎症を起こしている場合です。
これらの膿精液症の一番の治療は抗生物質を処方してもらい、抗生物質の力によって炎症を抑えることなのです。
感染症というと、人によっては自分の自然治癒能力によって完治できる、と思いの方もいるかもしれませんが、それは絶対に止めましょう。
特に一番NGなのは通常よりも精液が黄色くなってきて、膿精液症の疑いが強いのにもかかわらず放置して自然治癒にて完治するのを待つような方です。
このような事は最終的に手遅れ状態になってしまう事もあり、くどいようですが膿精液症の疑いがある場合は放置せずに必ず病院へ行きましょう。
膿精液症は放置すると大変なことに。
膿精子症にかかっていると、精子の運動能力が著しく悪化する為、人工授精や体外受精をしても受精率が低くなります。
また胚盤胞への到達率も低いので、最終的な妊娠率が非常に悪化してしてしまうのです。
将来的に子供を望むのであれば、早急な治療が必要と言えます。
また、そもそも何かしらの感染症にかかっているのですからそれ自体の悪影響や他の病気の併発も考えられます。
膿精液症かな?と思ったら将来の子供の為、そして自分の為にしっかりと病院に行って治療してもらいましょう。