膿精液症とは?原因と症状は?
精液に白血球が混入する膿精液症
膿精液症とは、本来は混入するはずの無い白血球が精液内に混入している症状を言います。
白血球が精液内に混入しているという事は、何かしらの感染症が発症し、それに伴い防衛機能が働いて白血球がバイキンと戦っている状態なのです。
症状は比較的わかりやすく、精液の色が黄色くなることが挙げられます。
※ならない場合もあります。
混入した白血球の為に精子の運動率が悪化し、結果として不妊症となるわけです。
悪化し続けていった場合、どんどん精子の運動率が低下し、精子無力症を合併しているケースも発生してます。
膿精液症はその原因自体が何かしらの感染症であるため、放置しておくことはお勧めできません。
必ず医師に診断してもらい、確実に治療してもらいましょう。
膿精液症の原因は?
原因としては何かしらの感染症とお伝えしましたが、その感染症の代表例としては大腸菌などの細菌やクラミジア、結核菌による炎症が挙げられます。
いずれもそれ自体で何かしらの悪影響が出てしまうものですので、確実に治療しましょう。
膿精液症の治療法は?
炎症をお越し、バイキンがウヨウヨしている状態ですので抗生物質の服用が効果てきめんです。
1~2週間ほど連続して抗生物質を服用し続けて原因となっている感染症の治療をすることが膿精液症の治療と言って良いでしょう。
このように感染症を原因とする膿精液症は基本的に治療が可能です。
ただ、原因となっている感染症によっては更なる悪影響もありますので注意しましょう。
精液の色が黄色くなったら要注意です。
様子を見て・・・・ではなく、早急に病院へ行きましょう。
何かの感染症にかかっている可能性があるのです。