ブライダルチェックとは?
結婚前に子供が出来る体質か確認・検査するブライダルチェック
最近、晩婚化がすすむ日本において耳にするようになったのが「ブライダルチェック」という言葉。
耳にしたことはあっても、正確にどのような事をするのかを知っている方は少ないのではないでしょうか?
ブライダル(=結婚)前にお互いの「子供の妊娠・出産」に関する身体の状態を検査するというものです。
今回はそんなブライダルチェックに関してご紹介していこうと思います。
健康診断プラス子どもができる体なのか、できにくい体質なのか
ブライダルチェックの対象者はこれから結婚をする予定のあるカップルの為のものです。
基本的には、一般的な婦人科検診に感染症をプラスしたプランといえます。
いわば女性の体を検査して、健康的かどうか、さらには子どもができる体なのか、できにくい体質なのかを検査するものなのです。
現在は男性もブライダルチェックを同時に行えるたり、泌尿器科で受けられるようになってきています。
男性においては問診と、血液検査で性感染症のチェック、精液検査で精子の状態を検査します。
子結婚相手に伝える義務
結婚後、2年間子供が出来なかった場合、不妊症を疑え・・・言われています。
がしかし、晩婚化がすすむ日本においては、2年間のこの期間が大きなマイナスになっているのも確かなのです。
結婚前に不妊症がわかっていれば、無駄に2年間を過ごさないで済むのです。
妊娠出産というものを考えたとき、女性の年齢というものは、妊娠率に非常に大きく関係してくるのです。
不妊症とは知らず、自然妊娠を希望して生活を送り、2年経って不妊検査をして初めて不妊症であることを知った時には年齢が・・・なんてことも。
そう、将来の子どものことを考えるなら、ブライダルチェックをしておくことが大切といえるのです。
また、万が一子どもができにくい体だとしたら、結婚相手にはそのことを伝える義務があります。
そして結婚後直ぐに適切な治療を行えばいいだけの事なのです。
もっともいけないのは、検査も受けず、無駄に年齢を重ね、あとで後悔してしまう事です。
多くの不妊カップルが年齢で泣いているのです。
不妊に悩む前に、きちんとブライダルチェックをしておくと安心もあるし、何か病気があるとしたら早期治療をすることができますよ。
事前に検査・・・って聞くと敬遠される方もいるかもしれません。
また、パートナーから検査しようって言われて敬遠される方もいるかもしれません。
しかし、その時の検査が将来の子供の為なのです。
しっかりと検査してくださいね。