奇形精子症の治療法は?自然治癒可能?
奇形精子症は治療可能?
健康で奇形もなく運動率も問題ないとされる精子が精巣内4%未満の場合は奇形精子症と診断されます。
奇形精子症の場合はなにも治療しない場合は自然妊娠が困難とされ、最新の医療を駆使して妊娠を目指すことになります。
これは簡単に想像できるように、健康状態の精子が著しく少ないために通常の流れでは妊娠率が非常に低いことが原因です。
もちろん、絶対数が少ない健康状態の精子が運よく受精できれば妊娠に至るのですが、かなり成功率は低くなっています。
妊娠座しているカップルが20台前半で、どうしても自然妊娠を・・・という事ならまだしも、35歳以上の高齢出産を目指すようなカップルであれば早急に最新の生殖医療を導入されることをおすすめします。
今回はそんな奇形精子症の治療法をご紹介していきます
顕微授精がメインの治療方法
前述のとおり、奇形精子症の場合は健康で奇形もなく運動率も問題ないとされる精子が精巣内4%未満の場合を言います。
逆の目線から言えば、奇形精子症でも健全で正常な精子が少なからず精液内にいるのです。
このも健全で正常な精子を精液内から顕微鏡で探しだして、パートナーの卵子と顕微授精させる方法を取れば、奇形精子症といえども妊娠することが可能となってきます。
この方法がもっとも妊娠率の高い治療法と言えます。
とはいっても、この治療法はパートナーになにも不妊症が無いことが前提です。
男性の精子の奇形率や年齢、女性の年齢、不妊症の有無、それらを総合的に判断して治療法を決定していきます。
男性の奇形率が比較的少なかった場合、かつ女性がまだ若くて不妊症の疑いの無い場合は人工授精(AIH)から治療をスタートしていくこともあります。
自然治癒は?
これも人によりけりです。
喫煙や生活習慣病、日常的な飲酒、不健康な生活サイクルなどをしていたら自然治癒などもってのほかでしょう。
奇形精子症の症状や男性の健康状態にもよりますが、まずは健康的な生活を送ることが自然治癒に近道でしょう。
あとはしかkりと医師の診断に沿って治療をしていくことです。