逆行性射精症の治療法は?完治可能?
逆行性射精症って治療で完治するものですか?
そのままにしていたら自然妊娠が非常に難しいとされる逆行性射精症ですが、治療によって完治は可能なのでしょうか?
逆行性射精症の場合、原因としては糖尿病や前立腺肥大症等、沢山ありますので原因によっても異なりますが治療は出来るのか不安ですよね。
自然な妊娠を目指すなら逆行性射精症を放置なんてせずに出来る限り早急に治療をしていきましょう。
今回はそんな逆行性射精症の治療法についてご紹介していきます。
基本的には治療可能
結論から言うと、ほとんどの場合基本的には治療可能と言えます。
逆行性射精症の検査方法は主に尿検査で行われます。
射精して直後の尿内に逆行した精液が含まれていないかを確認するのです。
もし、尿内に精液の成分が多く含まれていたならば逆行性射精症と言えます。
このような逆行性射精症の場合、薬物治療にて改善をしていくことが主な治療法です。
膀胱と尿道の間を閉鎖する作用のある薬が存在していて(そんな薬があるんですね・・・三環系抗うつ薬や、交感神経刺激薬)これらを服用していくことで、開きっぱなしの膀胱と尿道の間を閉じていくのです。
これらの薬物治療によって全逆行性射精症患者のうち、約3分の1程度の方はかなりの改善が見込めるようです。
薬物治療が効果ない場合は・・・
それでも効果が無い場合は、精巣から精子を直接採取し、人工授精や体外受精を行う場合もあります。
逆行性射精症は精子そのものは精巣内で作られているのですから精子さえあれば実行可能な人工授精や体外受精ならば妊娠の可能性があるのです。
流れとしては,まず薬物治療を行い、効果があるかどうか判断していきます。
もし、薬物治療で効果が無い場合は精巣内から精子を採精し、人工授精もしくは体外受精にて妊娠を狙っていくのです。