チョコレート嚢胞・嚢腫での妊娠率は・・・?
チョコレート嚢胞になっても妊娠できる??
現代の日本において発症者が増加傾向にあるチョコレート嚢胞・嚢腫。
子宮内膜症の一種ですが、この子宮内膜症でいえば、20~30代の女性によくみられる病気で、国内に100万~200万人の患者がいるとみられ、チョコレート嚢胞・嚢腫を発症するほどの発症者も増加傾向にあるとされています。
最近では藤崎奈々子さんがチョコレート嚢胞・嚢腫の治療のため手術をしたと後悔していましたね。
症状としてが月経痛や下腹部痛などを引き起こし、時には激しい痛みを伴うのが特徴のチョコレート嚢胞・嚢腫は発症化すると不妊症の原因になり、妊娠率の低下を引き起こすとされています。
女性にとって「妊娠率の低下を引き起こす」って聞くと気にせざるを得ませんよね。
今回はそんなチョコレート嚢胞・嚢腫での妊娠率についてご紹介していきます。
子宮内膜症、チョコレート嚢胞・嚢腫、軽度~重度の違い
チョコレート嚢胞・嚢腫は軽度か重症かどうかで妊娠率が大きくかわってきます。
あくまで子宮内膜症を発症した際の3年以内の妊娠率ですが
軽度の子宮内膜症の場合:約25-55%
重度の子宮内膜症の場合:約 0-10%
という結果だそうです。
そう、重度の子宮内膜症(チョコレート嚢胞・嚢腫)では著しく妊娠率が低下するのです。
3センチ以上のチョコレート嚢胞を摘出することで、術後の自然妊娠の妊娠率が高くなるとの報告もありますし、重症化する前に早期に治療、手術することが妊娠への近道でしょう。