タイミング法から顕微授精までの流れ。

通院初めてから一番初めに治療を始めるのはタイミング法です。
まずは基礎体温を計測し3ヶ月分ほどグラフを付けます。

それと内診によって排卵日を特定してもらいます。
妊娠出来る「排卵日」に夫婦生活を取るように指導を受ける治療です。

また排卵日に子宮に精子が入ったかどうか診てもらう「フーナーテスト」もあります。

夫婦生活が出来たと思っていても出来ていなかったりする場合もありますので、子宮内の様子を確認してもらう内診です。

次にステップアップすると人工授精になります。

夫婦生活がうまくいかない場合、人工的に精子を子宮に入れてもらう治療です。

何度か人工授精を行っても妊娠しない場合に行う治療が体外受精になります。

女性は病院で内診後にホルモン注射や服薬、点鼻薬などを行い排卵までに卵子が沢山できるようにします。
そして採卵し卵子を取り出します。

男性は採卵日に病院で採精して、精子を洗浄します。
最終的にシャーレの中に入れた卵子に精子を振り掛けて受精を促します。
受精した卵子を培養して採卵から5~8日くらいで子宮に戻します。

子宮の状態が悪い場合には戻さず受精卵を凍結し、移植出来る日まで待ってからにします。
移植後はホルモン注射を定期的に病院で接種しに通院し、ホルモンテープも腹部に貼付します。
また、その際に流産予防の為に服薬する場合もあります。

最終的に顕微授精へステップアップ

何度か体外受精を行っても妊娠に至らない場合は最終的に顕微授精になります。
過程は体外受精と同じですが、精子に問題があって「精子数減少症」や「精子運動率低下」などになると顕微授精」でしか治療は行えなくなります。

受精させる際に培養士の手で元気のいい精子を選んで卵子に直接入れてもらうので受精できるかは卵子の質にもよりますし、精子との相性にもよるようです。
同じように受精卵が出来たら子宮の状態を確認してから移植できるかを判断してもらって移植します。

移植後の治療は体外受精と同じ工程になります。

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