不妊症の気になる割合は?
不妊症=妊娠を望んでいるにも関わらず、1年以上妊娠が出来ない事。
そう、2015年の夏に不妊症の定義が2年から1年に変更されましたね。
昨今の晩婚化と少子高齢化の影響は不妊症患者の増大を引き起こしていることが発端となり、不妊症の定義が2年から1年に変更されたのです。
というのは前回のブログ「不妊症とは?」で書きましたが、
これらの割合はどのくらいなのでしょうか。
ここ最近ですこしづつ動きがあり、一概に言えなくなってきましたが、一般的に言われていることを記していきます。
健康なカップルが定期的に避妊せず性行を続けていった場合
「通常は、1年で約80%の割合、2年で約90%の割合のカップルが妊娠する」といわれています。
これが一般的に言われる妊娠率の割合なのです。
これに該当しないカップルが不妊症といえます。
わかるように2年と1年の妊娠率の差がさほどないのがわかるはずです。
潜在的に不妊症の場合は1年でわかる確率が高いのですね。
数値で見ていくと約6組に1組の割合でカップルが何らかの不妊治療を受けており、
現在のところ不妊治療を受けている方は約50万人~60万人と予想されています。
この数は大体でいうと東京都杉並区の全人口(約55万人)程の割合になるのです。
もはや、不妊症は身近な存在といって良いでしょう。
さらに、昨今はこの不妊症の割合が増加傾向にあるのです。
様々な要因で増えていく不妊症の割合
大きな原因は「晩婚化」でしょう。
特に女性の社会進出に伴い、この日本では晩婚化が進んでいます。
女性の社会進出は歓迎すべきことなのですが、肝心の法整備や会社の体制が整っておらず、晩婚化が進んでいるのです。
女性の年齢と不妊症の関係は非常に密接であり、これが大きな要因とも言われています。
また、男性もストレス社会の中で勃起障害(ED)になったりと、男女問わず大きな問題が多くあり、今後もこの不妊症の割合が増加傾向で進んでいくことは間違いなさそうです。