男性不妊で約2年間治療中 – 30歳【不妊治療体験ブログ】
不妊治療歴は1年10ヶ月 原因は旦那の男性不妊
28歳のときから治療を始め、不妊治療歴は1年10ヶ月です。
結婚してから3ヶ月後、最初は簡単な気持ちでタイミングの指導を受けようと受診しました。
中々結果が出なかったので、しばらくしてから主人の検査もしていただいたところ、非閉塞性無精子症との診断がおりました。
そこからはmicroTESEによる精子採集を行い、顕微授精などの高度生殖医療を始めていったのです。
そして、治療法としては前述のとおり顕微授精を行ったり、2回の胚移植と進んでいきました。
今なお治療中です。
ちなみに今のところ費用は100万円ほどかかっています。
地元の産婦人科では高度な治療は行えず、浅田レディースクリニックへ転院
最初に非閉塞性無精子症との診断がおりた産婦人科では高度な治療は行えないということで紹介されたのが現在も通っている浅田レディースクリニックでした。
転院してまず主人の血液検査、microTESEへと進み、本当にわずかですが精子が見つかり、凍結することが出来ました。
いざ胚移植へ・・・けれども
その後の採卵は順調に終えることができいざ胚移植です。
胚移植は3回キャンセルののちようやく移植に進めましたが陰性。
更にもう一度移植をしましたがこちらも陰性でした。
保存してあった胚盤胞もなくなってしまったので現在は2度目の採卵に向けて頑張っています。
正直、振り出しに戻った感じがして本当に辛いです。
先生によっていう事が違う?
3回も胚移植がキャンセルとなったのは、先生方の見解が少しずつ違ったことによるものでした。
こちらの病院は主治医制ではないので、受診するたびに先生がカルテを見て判断をされます。
ある薬を服用するようA先生はおっしゃっても、B先生からはあまり効果が無いとのお言葉が。
内膜の厚さは何ミリ以上ないとキャンセルだと言われたので今回もかと思いきや、このサプリメントを服用しているから内膜の厚みは関係ないと移植に進めたことがありました。
先生方に振り回されてお金を無駄遣いしたなと、心に引っかかる部分があり満足のいく治療ができていないと感じています。
わが家は男性不妊でしたが、結局大変な思いをするのは女性のような気がしています。
私に原因がないのにどうしてこんなに薬をたくさん飲まなくてはならないの?ととてもイライラしていたことがありました。
主人は頑張ってくれてありがとうと言ってくれます。
ただ、どうしても通院の日が近づくとイライラしてしまって八つ当たりすることがあり反省する日々です。
私がいま一番心がけていることは、「たらればを思うなら行動をしよう」ということです。
後悔するなら心行くまでやろう!
あのとき身体を暖めるよう気をつけていたら、あの漢方をきちんと続けていればよかったかな。
そうやって後悔するぐらいなら自分の気が済むまでやりきろうと考えるようにしています。
それで結果が伴わず悲しい思いもしましたが、あれだけ頑張ったんだからと自分を認めることができるようになりました。
これから2度目の採卵を迎えるために努力を続けていきます。
現在治療を頑張っている皆さんが母になる、赤ちゃんを授かる、このスタートラインに立てるように願っています。
岐阜県在住
Y・Sさん