鍼灸院で月経前症候群(PMS)を治療して妊娠成功!【体験ブログ】
私は、基礎体温もガタガタで、生理も不規則、毎回生理痛や月経前症候群(PMS)でした。
もひどい…という、女性周期が最悪でたくさんの悩みを抱えていましたが、現在は一児の母です。
私もはじめは、妊活といえばタイミング法なのかな?と思い、排卵日を知りたくて基礎体温をつけ始めましたが、見本のように二層にならないどころか、ガタガタすぎてとても不安になりました。
また、いつ排卵があっても良いように、と適度なタイミングで子作りをしていましたが、一向に授かる気配もなく、不妊なのかなと悩みました。
しかし、病院での検査や治療には、かかる費用も精神的な負担も多いと聞き、抵抗がありました。
しかしなんとかしたい…!そんな私がたよってみたのは、鍼灸院でした。
鍼灸院は、東洋医学の考え方に基づいて、薬で症状を治すのではなく、鍼や灸でもって体質を改善していく治療をしてくれるところです。先生は、医師ではなく鍼灸師という鍼灸治療の国家資格保持者です。
基礎体温表を持参し相談に行くと、基礎体温がガタガタである以前に、平均的に35度台の体温であることを問題視されました。
体温が低すぎると、排卵があっても受精しにくく、受精をしても着床しにくく、着床しても育ちにくい…など、さまざまなデメリットがあるようです。
わかりやすくたとえられたのが、「赤ちゃんの居心地の良い体(子宮をはじめ)の環境ができていない。そこから変えていこう」ということを伝えられ、治療がスタートしました。
まず、子宮を温めたり基礎体温をアップさせるなど、どこかを温めたい場合には、その場所だけを温めても意味がないそうです。
基礎体温が低いというのは、体が冷えているということなので、まずはそれから治していきます。
半分は鍼灸院での治療、もう半分は私自身の生活の改善や努力です。
まず、冷えは足元から来ることが多いので、治療は毎度足元を温めます。
ホットパックなどで足を温めながら(体感としては暑いと感じることもありましたが、足は冷たかようです)鍼やお灸をしていきます。
足元の内くるぶしから数センチ上に位置する、「三陰交」というツボは、妊活をはじめ、生理痛の改善、PMSの緩和など、あらゆる女性不調にきくようで、毎度そこには施術がありました。
また、家では夏場でも靴島を履いて足元を冷やさないことや、できれば腹巻きなどでお腹周りも温めておくこと、シャワーでなくしっかり入浴し体を温めることも伝えられました。
食生活も、根菜や黒いもの(ごま、ひじきなど)体を温める食材を選んで食べること、冷たいものをガブ飲みしない、できればアイスなどは食べないことなどを教えてもらいました。
もちろん、飲酒や喫煙は妊活にはメリットはないようです。(私はもともとこれらはしないのでやめるストレスもなく助かりました。)
週一回程度治療に通いながら、体を温める生活をつづけます。
もちろん、基礎体温をはかることもつづけます。
すると、少しずつ体が変わってきていることを感じました。
足が冷えているのに頭が発汗していたり、といった、体の中でのアンバランスな感じがしなくなっていきました。
循環が良くなり体全体が温まってき、変に冷えのぼせることはなくなってきたようです。
また、半年ほどで基礎体温もガタガタではありますが二層に近づいてきました。
また、低い時でも36度台にはなるように、そして生理痛もましになり、どんどん変化を感じました。
鍼治療では毎回同じことばかりではなく、その時々に辛い症状も緩和しながら、妊娠しやすい体作りを目指す施術をしてもらいます。
体が温まってもストレスがひどければ体はアンバランスになるので妊娠しにくくなります。
そんな時は、気持ちの安定を図ってもらったり、といった感じに、心身全体を良い方向に向けてくれます。
私は施術とアドバイスを受けながら、1年ほどで妊娠することができました。薬の力に頼らず、体質を変えていけたことをとても嬉しく感じます。