排卵障害とは？最も多い不妊原因。

不妊症の原因で最も多いのが「排卵障害」

排卵障害は全て不妊症の原因の中で一番多い原因とされ、全体の約15%前後がこの女性側の排卵障害による不妊症と言われています。
また、現代はこの女性の排卵障害が増加傾向にもなるので、ぜひとも排卵障害とは何か知っておくようにしましょう。

「排卵」の「障害」という事は読んで字のごとくすぐに理解できますが、そもそも排卵障害とはどのような事をいうのでしょうか。

今回はこの排卵障害について詳しくご紹介していきます。

排卵障害とは、排卵が起こらないか、もしくは遅れている・遅い状態、また卵子の成長や排卵がうまくいかない状態のことを「排卵障害」と呼びます。
女性が赤ちゃんを授かるためには、卵巣から卵管へと正常に成熟した卵子が外へ出ないといけないのです。

そして、外に出た卵子と精子が出会う事によって妊娠が起きるのです。

だからこそ、この排卵障害は不妊の大きな原因となっています。

統計上、女性の不妊理由の約35-40％前後がこの「排卵障害」が原因と言われており、不妊治療の最初の検査でこの「排卵障害」のチェックを行う事が多いようです。

なぜ、この「排卵障害」が発生するのかという理由については、まだまだ原因が不明な点が多いです。
もちろん、明らかになっていることも多いのですが、遺伝や生活習慣、ストレスなども影響していると考えられており、まだまだ研究が進んでいる分野でもあります。

原因不明とはいえ、健全な食事生活、適度な運動、ストレスフリーな生活っていう基本的なライフスタイルは排卵障害の原因排除にはつながるはず。
まずは健全な生活を送っていくことが何よりの重要事項ですね。

規則的なライフスタイルを送ることは非常に重要です。
徹夜したり、食事を抜いたり・・・・そんな生活を送っていたら身体の中のホルモンバランスがどんどん乱れていきます。

ホルモンというものは妊娠のカギを握る重要なポイントです。

それが乱れているのですから排卵にとって良い訳がありません。

排卵障害の原因はまだなぞが多いのですが、ライフスタイルの乱れによるホルモンバランスの乱れは少なからず悪影響があるはずです。

妊娠を目指すのであればしっかりとした規則的なライフスタイルを送るようにしましょう。